自分のこと、身近な人、町行く人を見て、郷愁(?)を感じたことを書いていった
ノスタルジックサマーですが、夏が終わりに近づくに連れて、
書くことが減ってきました。
夏……それは私にとって、郷愁を感じさせるもののようです。
平成14年のノスタルジックサマーは終わります。
また会う日まで、さようなら。
9/6
9/6
その日は三宮(in神戸)に行くことになっていました。
おいしいハンバーガーを食べるのです(^¬^)
それから指輪を買いにデパートに行くのです。
もちろん、他にもぶらぶらしながら、お茶したり買い物したりするのです☆
きんぴらごぼうを作ったので、爪が黄色くなってしまいました。
そこで、赤いマニキュアを塗ろうと決意しました。
どうせだったら、ペディキュアもしてしまいましょう。
私はわくわくしすぎて(?)眠れませんでした。
あんまり眠れないので、チーク濃い目に塗らなきゃな、と思いました。
翌朝、夜中から早朝にかけて考えていたことを実行することにしました。
「おーかーあーさーんー」
ゆさゆさと母を揺り起こし、
「今からお風呂に入るから、絽の着物出しといてね」
お風呂から上がってきても、母はまだ、着物を探していました。
「この前、浴衣と一緒に出してたじゃん?」
一緒に探しても意味がないので、私は準備をすたこらさっさと始めました。
まずは、ベビーパウダー。夏のお風呂上がりには付き物ですよね?
髪の毛を半乾きにしたら、海藻の油なるものを付けます。
髪をひとつにくくって適当におだんごを作ります。
そこまでして、ようやく母が着物を出してくれました。
再びベビーパウダーの出番です。今日は首にも手にもたっぷり付けます。
耳の裏にもおでこにも付けます。
白塗りもどきです。
髪の毛は前髪を取って、ポンパドールにします。
下の方で一つに括り、こぼれた横髪を左右で前向きにみつ編みにします。
後ろの毛と横髪の三つ編みをさらに下でひとつに括り、
ぐいっと持ち上げてつむじ付近でまとめます。
昨夜、考えていた日本髪もどきの完成☆☆☆
ガーゼの肌襦袢(涼しい♪)を着て、フレアーパンツをはいたら、下着は完了。
(着物の分だけ下着は少なく)
そうそう、足袋を忘れてはいけませんね!!
黒地にこってりしたピンクの蘭。茎や葉は白い線で表現されています。
絽の素材だから、透けて涼しげ。見る人が見れば浴衣ではないと分かります。
分からない人でも、玄人っぽい(?)粋で派手な模様だと思うに違いありません。
なにより目立つし。
問題は、小学生の頃盆踊り用に着ていたので、汚れまくっていること。
でも、ハンバーガーを食べたりすることを考えると、
汚れても平気な着物の方がいいですよね☆
足袋を履いているから、鼻緒が痛くても血は出ないし。
そうそう、下駄はぽっくり下駄なんですよ♪
今時京都でも売ってないんです(自慢)
履き過ぎて、左右の高さが一センチ程も違うんですけどね。
ファッション誌に載っている程、神戸の女の人は派手ではありませんね。
平日だったからでしょうけど。おばさんと子供ばかりでしたからね。
着物着るまでもなかったなぁ
そんなこんなでおでかけも、つつがなく終わりに近づいた頃でした。
外国人さん(半分以上ブロンドだ〜)が十人程
センター街の道の真ん中で集まっています。
「あー、外人さんやー」
思わず口走ったのですが、一人、二人と私の方を向き、
とうとう、全員にまじまじと観察されてしまいました。
私は「はてな」と思っていたのですが、やっとこさわかりました。
私ってば、逆ノスタルジーしてたんですね♪
Some girls wear 'kimono' in Japan.
日本には着物を着た少女がいる。
……嘘、教えたかも。。。
7/24
私は振袖が着たいんです!
振袖は未婚の女性のみが着ることのできる、日本最強の民族衣装です。
欲しいのは銀鼠か白の無地の中振袖。紺の豪華絢爛な本振袖。
家にあるのは小柄な母のために祖母がだましだまし作った
偽振袖なんです(>_<)
大正時代に流行った袖の丈だそうです。
今時の本振袖より安い反物で作ったので、袖丈をぎりぎりまで長くすることを
考えついたのでしょう。
調べてみると、くるぶしまで袖があるのが本振袖、
膝とくるぶしの間にあるのが中振袖、それより短いものを小振袖というそうです。
ということは、家にあるのは小振袖と言えますね(ごめん、おばあちゃん)
小振袖は、紅型や型友禅などを袖丈を指定して作ってもらうことになります。
おばあちゃんがいないと下手をすると本振袖より高くついたわけです。
しかも、私は母に輪をかけて小さいので袖が長く見えます(いえーい)
今年の正月はこれ着るぞ(^○^)
しかし、ここで考えてみました。
「振袖なんていつ着るの?」
結婚するまで、何回着るというのでしょう?
19の正月に一回、厄神さん参りに一回、20の正月に一回、卒業式に一回。
身近な人で結婚しそうな人はまだいません。
夏は単でないと暑いでしょう。
絽の振袖なんて贅沢なものさすがに買えません(てゆうか、売ってない)
ということで、夏の何か(なんだろ?)にも使えません。
祖母が作ってくれたウールの袴に合わせる着物を探すべく、
ネットで「袴の着付け」を調べました。
「宝塚の制服は二種類あり、一つが袴です」
そういう、内容のページに行き着きました。
私が袴に憧れた理由の一つは宝塚でしたから、
宝塚の制服が袴であることは知っていました。
私はとっくに決めています。卒業式では袴姿です。
祖母はそれを知っていて、
十三参りの緑の袴といっしょに、エンジの大人用の袴を作ってくれていたのです。
さて、上には何を着ればよいのでしょうか?
今までは無地の振袖を着ようと思っていました。
派手な模様は、ウールの素朴さに合わないからです。
さて、宝塚の場合は制服ですから、振袖のような派手派手ではありません。
ウールではないけれども、派手になるのを押さえるために、
袴はオリーブ色に統一されたのだと思います。
にぶい緑に一番合う色は、着物は何でしょうか??
それは
茶色っぽい紫っぽい鼠色に金ラメ、の絽っぽい薄物。
白い帯で結んだへたれたおたいこ。
ピンキー&ダイアンのバッグはベージュっぽい茶色っぽい微妙なグレーで
ざくざく微細ラメが入っている。中にはモザイク風の銀色たばこポーチ。
適当な着姿だし着物も上等には見えないけど、
色彩感覚が底派手な感じで可愛い。
おばあちゃんだったんだけど。本当にかわいかった☆
7/5
日陰に高校生が三人座っていました。
携帯の音が鳴り響いていました。
どうやら、新しい携帯を買ったようで色々音を出して遊んでいたようです。
そのうち、一人が「三ヶ月くらいたったら、新しいの欲しくなるやろ?
でも一年くらい使ったら、今のもっと使いたいって思うで」と発言。「うそっ
マジで」というと「ホンマ。愛着沸いてくるで」……な、なんだかおばさんは
嬉しいぞ。
7/5
笹の葉はないのですが、窓辺に七夕飾りを吊るしてみました。
スイカとか輪っかを繋げた飾りとか。そして、たくさんの短冊。
短歌、長歌、俳句と。願い事も三つ書いてしまいました☆
他の人の願い事も暴いて、書いちゃいました。
短冊を飾るときにはしっかり、浴衣に着替えました。
あまりの暑さに着乱れていたのですが、母が「それで外に行くのはよしなさい」
というほどだったので、着直しました。外には行かなかったんですけどね。
浴衣は着ている途中は暑いですが、着てしばらくすると
とても過ごしやすい衣装に変化します。不思議ですね。
短冊、見てみます?
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