阪神高速は手抜き工事?

 先に答えを言います。

NO

です。
 あれはマスコミが作った嘘です(私の持論に過ぎませんが)
 だって考えてもみてください。手抜き工事で高速道路の橋脚がきれいに 揃って倒れるわけがないでしょう? もっとめちゃくちゃに破壊されて方向もあちこち向いて倒れるはずです。
 では、どうして壊れたのか?
 設計ミスはありえません。 同じような場所で同じ現象が例外なく全ての柱で起きている時点で 設計も工事も「均一で優れていた」といえます。

<地震が大きすぎたのかも!>
 でも、周りの家は「軒並み潰れ」てはいません。 地震が設計よりはるかに大きかったということはないようです。 それなら、周りの家はぺしゃんこになっていないといけませんからね。

<土木工学会の解答は?>
 揺れによって弱い部分が少しずつ破損し、左右対称に亀裂が入った。 そして倒れた。
 学会はこの現象を「輪切れ」と名づけています。
 でも、変なんですよ。だってモーメントが一番大きくなるのは 基礎と柱の境目の角なんです。 揺れで壊れるなら基礎と柱の境目が壊れるべきなんです。 だとしたら、地中の柱が土を掘り起こして倒れるのですから もっと被害は大きかったでしょう。
 でも、そうはならなかった。
 中途半端なところで「切れるように」柱は折れた。モーメントだったら ちぎれるように折れそうなものなのに。 「輪切れ」にしても、おかしいような気がします。 揺れによって折れたのなら、もっとばらばらと崩れるように折れると思うんで す。
 切れるように折れるのはおかしい。

 この答えの例を石○先生が教えてくれました。

 阪神高速の橋脚と良く似た現象として以下の物があげられるそうです。

<例1>敦盛塚

 「彼の御菩提を弔ひたてまつるべきもの」 あの有名な平家物語「敦盛最期」 その熊谷直実が作ったものかは知りませんけども須磨裏には 「敦盛塚」があります。
 須磨区は長田区の隣ですから、地震もそれなりに強かったのです。
 全半壊した家も多くありましたし マンホールは地面から突き出ていました。

 が、しかぁし! 敦盛塚はふっ飛んだ!!!


 敦盛塚は大きな石が重ねられています。一番上は少し小さいので 落ちないように"凸"がついていて上から二つ目の方の"凹"にはめられています。 揺れたくらいでは転がったりしないはずなのです。
 固定されている一番上が落ちるなら、固定されていない二番目や 三番めも飛ばないといけないはずです。
 でも、飛んでいったのは"凸"と"凹"で固定された一番上"だけ"だった。
 不思議! もしかしたら敦盛様が運んだのかもしれませんけど。

<例2>お墓行方不明事件
 私の家の墓は長田と須磨の間にあるのですが、 もう大変でした。二つあるお墓がどちらも、倒れてしまっていたのです。 台座はビクともしていませんでしたが、名前とか書いてある部分が 倒れて欠けてしまいました。 ここが欠けていると頭に障害のある子供ができるそうです。 神戸市の皆さん、お墓を早く直しましょうね。
 同じ区の墓地で上部が欠けないで、こんなことが起きていました。
 檀家さんが集まったような古いタイプの集団墓地で 一基だけお墓が行方不明になってしまいました!
 これは大変とみんなで捜し回ったところ、

墓の塀の外に元の形のまま突き刺さっていました

 変じゃないですか?
 塀の外の土は柔らかい土で、その上に真っ直ぐ「○○の墓」 と書いた文字が読める状態のまま突き刺さっていたのです。
 墓の上部が霊に運ばれていったのかもしれませんけど

<結論>
 阪神高速の橋脚も敦盛塚もお墓も同じ現象だというのが 石○先生の見解です。
 彼は幽霊とか神様を信じていなそうです。 決して霊の仕業とは言いません。

 揺れ

エネルギーという衝撃に変換された

と言うのです。
 阪神高速の橋脚は強い地震にも耐えられるよう

地中深くの岩盤まで鉄筋の杭を打ち

その上に立てられています。
 ところが地震は

岩盤を伝います。

岩盤を流れる地震のエネルギーが直接杭を流れ…… コンクリートの橋脚を衝撃が走ります。
 火薬や電気を使った実験では、模型も実際の橋脚と同じ部分でスッパリ 壊れてしまったそうです。

 衝撃であれ輪切れであれどうであれ私は胸を張って言います。

阪神高速は手抜きではない。当時の技術の結晶である。

どんなに強く作ったとしても、岩盤から直接 マグニチュード○○という衝撃がやってきて耐えられるわけがありません。
 もちろん被害者を出したりしたのですが 地震は彼らがどこにいても襲った危険です。 家の中で亡くなった方もいるのです。
 もし責めるものがあるとすれば「手抜き工事ではない」 と主張する地盤工学会や研究者たちをほぼ無視しつくしたマスコミでしょう。 事実に近い事柄を隠蔽し、自分たちがあたかも嘘をついていないように 振る舞うのです。
 それが経済界に影響して神戸の土木が衰える引き金になったかもしれな いことを彼らは自覚しているのでしょうか。
 土木産業を悪のように考えがちな世論が、私は憎いです。 もどる
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